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喪失

2006-06-23 Fri 03:29
『両親』は『自分』がまだ小学生の時に、『誰か』に殺された。
『その日』は日曜日で、学校も会社も休みだった。
『友達』と遊んでくる、と小走りに外へ向かう『自分』に、『母』が
「車に気をつけるのよ。」
と優しく言い、『父』は
「暗くなる前に帰って来るんだぞ。」
と、声をかけた。
言われたとおり『自分』は日が落ちきる前に帰ってきた。
いつもなら、玄関のドアを開けると、『母』の軽快な包丁使いの音が聞こえ、『父』が読みかけの新聞から顔を上げて、
「おかえり。」
と、言ってくれた。
しかし、『今日』は何もかもが違った。
戸惑う『自分』に纏わり付いてきた強い鉄の臭い。
そして、『リビング』には。
『両親』を『喪失』した日、足元で『何か』が罅割れた音がした。
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