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光の射す場所

2009-04-20 Mon 21:12
君の瞳の奥に光を見た。

その瞳は奥深く・・・。

その深淵に吸い込まれそうなほどに。

そこから響く轟音は・・・。

亡者の呻きか・・・。

あるいは生者の嘆きか・・・。


地を這うもの・・・。

深海を泳ぐもの・・・。

天を舞うもの・・・。

君の瞳は何を捕えている?

あるいは、何も・・・。


この、虚ろな目に射しこむ光は・・・。

あまりに眩しすぎるかもしれない。

だが、光が射さなければ・・・。

この小宇宙に存在する朽ちた砂漠は・・・。

息を吹き返すこともないだろう。


この、あまりに眩しく、あまりに神々しいまでの光。

それはどこから・・・。

そしてどこへと・・・。

射すのだろう。


二つの水晶玉に射した光は・・・。

屈折しながら、己の奥底へ到達する。

その光源がなにであるかは知らずに。


もう二つの水晶玉から射しこんだ光は・・・。

屈折しながら・・・。


鏡に映る自分と、鏡に映される自分は・・・。

どちらが本物なのだろう?

きっと、どちらも本物なのだろう。


鏡という媒体を経て、お互いが一対であるがゆえに・・・。

そこに存在の意義を見出す。

光も同じなのだろうか・・・。

光が射すもの、光に射されるものが一対であるがゆえに・・・。


光に射されていた水晶玉は、光が射していた水晶玉でもある。

原点が終着点でもあるのだろう。


だから・・・。

君が君でいることが、僕が僕でいられる証しなのだ。
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