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「雨」

2008-11-30 Sun 09:25
雨・・・。

それは万物においてかけがえのない存在。

それ無くしては、ここまでの繁栄はできなかった。

繁栄・・・?

否、崩壊の間違いではなかろうか・・・。

それはここで述べるべき問題ではない。

どちらにせよ、雨なしでは動植物は一切育たないのだ。

雨は本来、崇高で、神秘的なものである。

「恵みの雨」とはよく言ったものだ。

しかし・・・。

雨は時に忌み、嫌われる存在となる。

雨を疎ましく思い、太陽を恋しがる。

確かに、太陽も必要不可欠な存在ではあるだろう。

人は実に身勝手である。

欲しい時にしか好まない・・・。

その身勝手さが人の持つ卑しさなのかもしれない。

その卑しさがあってこそ、人は人になりうる。


雨は人の精神に大きく作用する。

たかが水滴だというのに・・・・。

されど、その水滴は万物を生かし、死をも司る。

また、雨はすべてを洗い流してくれる。

嫌なことも、良いことも、すべて・・・。

また、雨はすべての雑音をかき消してくれる。

嫌な音も、良い音もすべて・・・。

己の内にあるしこりまで雨に影響される。

雨のあとには虹ができる。

「雨は嫌いだが虹は好き」

なんとも「人」らしい発想ではないか。

嫌いなものが連れてきたそれを好むのだから・・・。

実に矛盾している。

実に面白い。

あなたは雨が好きですか?嫌いですか?
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