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2007-01-31 Wed 23:09
『親』は『大人』だった。
そして、『私』は『子供』だった。
『親』は『自分』がつけてきた『足跡』を『私』に辿るように強いた。
…『私』は嫌だった。
どす黒く固まった『血』の上に新たな『鮮血』を染み込ませるようなことなどしたくなかったのだ。
けれど、『私』は『吐き気』を堪えながら『服従』し続けた。
こんなことを続けたのは『期待』があったからだ。
『親』の言うことに従っていれば、いつの日か『親』の『雛型』としてではなく、『私』という『子供』の『存在』を認めてくれるかもしれない。
『私』はいつ訪れるかもわからない『その日』を待った。
待ち続けて待ち続けて…
『私』は疲れていた。
今にでも『命』の『灯火』が尽きそうな『老人』よりも疲れていたかもしれない。
『身体』の『寿命』より、『精神』の『寿命』がはるかに早く訪れたような気がした。
もう『期待』するのは終わりにしなければいけない。
ここまで来てやっとそう思うようになった。
『人』は『私』を何て愚かな『奴』だ、と『非難』するだろう。
どうして『人殺し』になってまで…、と。
しかし、それでも『私』は『親』に振り向いて欲しかったのだ。
ただ一度でも優しく微笑んでくれたら…
『親』から『愛情』をもらえなかった『子供』のささやかな『願い』だった。
『親』は『私』が死んでも『涙』の一つも見せず、先に逝った『自分』の『子供』を思い出すこともないだろう。
そして『私』はそれを『土』の中から見て、再び死ぬのだ。
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