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決意

2007-03-22 Thu 23:36
獣のような『咆哮』が聞こえた。またか、と一瞬考える。
『研究室』では、『子供』を『実験動物』に、『大人』が日夜『研究』に励んでいる。
『実験動物』となるのは、『仕事』に『失敗』した者、『成績』があまりにも芳しくない者、『大人』に『反抗的』な者など、『不必要』と『判断』された者達だ。
『研究内容』は、主に『子供』の『躾』『教育』に関することで、さらにその中でも、『薬物』を投与したり、頭蓋骨を開けて『脳』を弄ってみたり、『催眠暗示』のようなことをしてみたりと、様々な『分野』に分かれている。
そして、ごく少数の上手く『更生』したと思われる者は『仕事』に『復帰』する。
『失敗作』は『臓器』の販売ルートにのせられるか、『解剖用』や『新薬実験用』として『業者』に売られる。
どちらにしても『データ』と『金』が手に入る。
『大人』は『損』をしない。
別に『大人』に『怒り』を感じるわけではない。
『子供』に『同情』するわけでもない。
ただ、『自分』は『実験動物』には決してなるまい、と『決意』した。
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別窓 | 文 「名も無き人間達」 例嬢 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

感謝

2007-03-19 Mon 23:55
「なぁ…『俺』を殺してくれないか。」
「何故?」
「あれだけ『人』を殺してきたのに…『お前』よりも踏んだ『場数』は多い。どんな『殺り方』だってできる。なのに…」
「なのに?」
「『自分』を『殺す』ことができないんだ…」
「………」
「いざやろうとして『ナイフ』を持つと『身体』が動かなくなるんだ…『仕事』では全然『平気』なのに…」
「…わざわざ『人』に頼まなくても、別の『方法』にしたら?『決着』は『自分』で着けた方が絶対いい。」
「『俺』もそれはわかってるよ。でも、『俺』は『ナイフ』でやりたいんだ。『俺』が一番使った『物』で『最後』を迎えたい…」
「…どうしても?」
「…どうしても。」
「…わかった。」
「…『感謝』する…」
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役立たず

2007-03-09 Fri 23:44
大方の『子供』は、徐々に『感情』が消えいき、『体温』を失い、限りなく『人形』に近づいていく。
完全に『人形』になってしまった者は、その『命』が尽きるまで『仕事』を与えられる。
『仕事』以外にもそれなりに使い出があると『評価』された者は、成長すると『大人』になり、新たな『子供』を作り上げる。
しかし、中には『人形』にも『大人』にもなれない『子供』がいる。
そんな『子供』は大抵『自分』がやっていることに耐え切れず、『崩壊』していく。
そして、そんな『子供』に与えられる『大人』からの『評価』は『最終的』にこの『一言』に『集約』される。
「この『役立たず』が。」
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証明

2007-03-09 Fri 23:43
いつも金属の小さな『カプセル』が付いたネックレスをしている『人』がいた。
「『それ』何?」
「あぁ、これ?これは『私』の『御守り』なの。」
「『中身』は?」
「『逃走』と『自由』かな。」
「………」
「『嘘』じゃないよ。」
この時は、何をふざけたことを、と思っていた。
だが、暫く経った頃。
「ねぇ、『あの子』死んだって。」
「何?『自殺』?」
「そう。」
「やっぱりか。『あいつ』最近壊れてきてたしな。」
「『あの子』さ、すごくヤバい『ドラッグ』キメて、笑いながら『屋上』から飛び降りたらしいよ。」
「あー、あのいつも持ってた『カプセル』?」
……………
……………
偶々『ロビー』を通りかかった時にそんな『会話』が聞こえた。
『カプセル』『ドラッグ』『飛び降り』『自殺』か。
『あれ』は『本当』だった。
確かに、あの『御守り』には『逃走』と『自由』が入っていたのだ。
『それ』が今『証明』された。
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選択

2007-02-05 Mon 22:06
『ここ』での『生』の『意味』。
『大人』の『所有物』。
『地獄』への『片道切符』。
『異常』への『入り口』。
『生者』の『破壊』。
『自我』の『消滅』。

『ここ』での『死』の『意味』。
『廃棄物』の『残骸』。
『天国』への『蜘蛛の糸』。
『日常』の『隣人』。
『死者』への『贖罪』。
『決断』の『終着駅』。

『あなた』なら『どちら』を『選択』しますか?
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